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インドの現代アート

 昨日は、六本木ヒルズの森美術館で開催されている「インドの現代アート展」を鑑賞してきました。幸い、ガイドさんつきだったので現代アートに不慣れな私でもなんとか楽しめたかなと思いました。がんばって理解しよう、楽しまなくちゃと思っていたのも事実です。

 そもそもインドのアートってどんなんだろうと、見る前から想像もつかなかったのですが、とても神秘的でエキゾティックは面と、コンピューター・テクノロジーでは最先端を行く国らしく超ハイテクっぽい面の、両極端がアートに共存していると言ったら良いのでしょうか。

 両極端といえば、スラム街の極貧とハイテク・リッチでお城みたいな家に住んでいる大資産家との対比がインドということになります。そこそこの階層でなければアーティストも目指せないと言う現実も忘れてはならないでしょう。

 アーティストの中には海外で勉強をしてきた人も多いようです。帰国子女の視点から見た自国の「貧困」とは? そんなテーマの作品がいくつかありましたが、貧困やゴミや空き缶の山までアートにしてしまうたくましさと言えば良いのか。一体メッセージは?

 現代アートの作品について「メッセージは何ですか?」という質問は愚問なのかもしれません。ガイドさんも応えてくれませんでした。見るものが勝手に考えれば良いことなのか、「別に何にも感じないし思わない」というのもありなのか。。。インドのお弁当箱(ステンレス製)が数百個、クリスマス・ツリーの飾りみたいにぶら下がっています。「うーん」これがアート?

 これがインド? 現代アートのことどなたか教えて下さるとうれしいです。
by yoshikos11 | 2009-03-07 03:00
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