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春、イースターもまぢかに

 今週は一挙に春めいて、ついこの間までの花冷えがうそのようです。ちじこまっていた背筋を伸ばして心地よい春風に吹かれて外を歩くとき、それだけで幸せな気分になります。この凌ぎよい陽気がしばらく続くといいのですが。人間の気持ッて気候に左右されますね。

 ちょうど春も訪れて、今週の日曜日(12日)はイースターです。教会ではクリスマスと同じくらい大切な祝祭日です。イエス・キリストが十字架に付けられ死んだのが金曜日、そして日曜日に甦って弟子たちの前に現れた。その甦りを祝うのがイースター(復活祭)というわけです。

 クリスマスと違ってイースターは毎年日が違います。春分の後の満月の次の日曜日と定められているからです。イエスの復活は歴史的事実として、科学実証的に証明できないことから真実かそうでないか論争もあります。

 しかし、信じることによって良いこともあると思います。死んだイエスが復活したなら、私たちの大切な人が亡くなったとしても、彼らの魂は生き返ってどこかで新たな生を続けている、そう思えるのではないでしょうか?

 信仰とは証明されていようがいまいが「そうあって欲しい」と願うことだと言った哲学者がいましたが、私たちには「人の魂の永遠を信じる」選択もあれば「信じない」選択もあるわけです。大切な人を亡くした者は恐らく前者の選択をするように思います。(宗教に深く関わるか否かは関係なく)

 その意味で、イースターの日は最愛の故人といつか又会えるという希望を新たに、ハッピーな気分で過ごしたいと思います。

 
by yoshikos11 | 2009-04-10 00:32
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