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恐竜展で泣かされた!

 今週末(17日&18日)はGCC認定グリーフ・カウンセラー向けフォローアップ・セミナーを実施します。私としては珍しく早目に教材を準備できたので、一昨日は幼稚園児(3歳半)の孫サービスで、森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ内)で開催されている「恐竜展」へ行ってきました。大分前から夏休みになったら連れて行く約束をしてしまったのです。男の子は小さいときから恐竜などが好きなんですね。本や塩ビ製の模型で馴染んでいるようです。
 実は、うっかり約束した私ですが、恐竜が好きという子どもの気持が一向に分りません。テディベアやスヌーピーなどはかわいいと思いますが、恐竜はお世辞にもかわいいとは言えない。むしろ気持が悪くてできればお付合いしたくないアニマルです。蛇、ワニ、トカゲ、カメレオン、ガマガエルなど皮膚がでこぼこでヌメッとして、目がギョロギョロした所謂、爬虫類系は本当に苦手で、恐竜はそのジャイアント版、孫との約束ながら正直気が重かったです。
 孫には事前に白状しました。「ほんとうはバーバ(私のこと)恐竜が怖いのよ。もしかしてキャアって言うかもしれない」と。そうしたら孫は「僕に任せておいて。怖いときは守ってあげるから」と頼もしいポーズをしました。
 さて、会場には実にリアルな(気持悪さ満点の)巨大な模型の数々が展示されており、照明は薄暗くしてありました。壁一面にジャングルの風景が映っていて、その中をノッしノッしとダイナソーが歩いています。孫の顔には緊張感が漂い私の手をギュッと握っています。その瞬間、突如耳を突くような強烈なサウンドが鳴り響きました。映像、音響効果抜群です。彼は咄嗟に手で耳をふさいだかと思うと目には既に涙がポロポロ。「早くここから出して!もう帰りたい!」と泣き出しました。
 ということで、張り切って行った孫でしたが会場には10分もいたでしょうか。私たちは早々に恐竜展を後にしました。逃げ出して誰よりホッとしたのは他ならぬ私でした。3歳児には刺激が強過ぎたようです。恐らく小学生の男の子たちだったら、スリル満点で夏休みに格好のエンタテイメントになること受け合いでしょう。本当に良くで来ている,出来過ぎて怖いのかもしれません。

 
 
by yoshikos11 | 2010-07-16 17:04
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