(金城学院大学・宗方比佐子先生・右から3人目・をお迎えしてGCC受講生一同)
昨日、GCC第5期トレーニング・コースは5回目を迎え、金城学院大学・心理学教授、宗方比佐子先生に「構成主義キャリア・カウンセリング理論と演習」というテーマで一日ご指導を受けました。
宗方先生はキャリア・カウンセリング(CC)分野の第一人者、特に、「ナラティブ・アプローチ」に基づく画期的なCC理論を、いち早く日本に導入された功績は注目に値します。
4時間半の講義内容を要約できませんが、その人の職歴には秘められたストーリーがあり、じっくり語ってもらうことにより、その人の生きる指針、関心ごと、興味、志向、情熱、特性、生きがい、信条、などが浮き彫りにされ、今後の仕事選びや生き方に方向性が見えてくるというもの。
さて、このようなキャリア論は、グリーフのナラティブ・アプローチを熟知したGCC受講生にとっては、極めて馴染みやすいはず。死別喪失は真空では起こらない、その人の人生や生き方を「語る」中かから、初めて再起への方向性が見えて来る。キャリアも同じなのだろうか?
宗方先生は、この二つの視点をリンクさせる自論を、ご自身の死別体験と合わせてお話下さいました。これについては、次のブログで書きます。
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