昨日の夕焼け空は、まるでパステル画のように美しく、優しく、しばし眺めていました。暮色の空に、ピンクに染まった雲が、筆で指し色を入れたように流れていました。(
あいにくカメラを持参していなかったので、左写真はそれに近いものを掲載)心を洗われる瞬間でした。
特に、先週は台風18号がもたらした帯状の雨雲が、東海、関東北、東北南で大暴れし、自然の脅威を見せつけられたばかりなので、自然の優しい顔を見て気持を鎮めていたと思います。
9日(木)、「GCC基礎講座」が夕方予定されており、朝から台風18号の動向をウォッチしていました。最悪の場合には休講を余儀なくされます。
そんな矢先、鬼怒川撤回のニュースが飛び込んできました。3.11の大災害を思い起こすような映像、屋根や電柱にしがみついて助けを待つ人々、どんなに恐ろしい思いをしているだろうと、胸が痛くなりました。ヘリで懸命な救出活動が始まり、テレビ中継を見ていた人々は、手に汗を握り、身体が硬直したと想像します。
そして救出の瞬間には、「人の命の重さ」をずっしりと感じました。一方で救われなかった命も多くあったこと、また大切な人を亡くした方々の悲痛を思うと、何とも胸が塞がります。
豊かな自然に恵まれた日本、しかし今、次々と襲う自然の脅威に圧倒されてしまいそうです。
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