夏の終わりに

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長かった夏も終わろうとしています。7月&8月GCCの講座の報告も山積
又旅の思い出も色々ありますが、ブログを印す暇もないほど忙しく過ごした
夏でした。諸々の報告は徐々にすることにします。

今日は母の7回目の命日なので、母の思い出を一つ書くことに。
母は野球の観戦が大好きで、94歳で亡くなるまで生涯の巨人ファン。
晩年施設に入居してからもっぱら男性入居者と野球談義で盛り上がっていた様子でした。「おばあさんたちとは話題が合わなくて」と良く言ってました。

高校野球にも熱中していました。母が倒れて緊急入院した日は、甲子園で決勝戦が行なわれた翌日。沖縄の興南高校が優勝。取るものも取りあえず病院へ駆けつけた私は、母のためにスポーツ新聞を買って持参することは忘れませんでした。病室でその話題に付き合って2日後に母は息を引き取りました。

母が乗り移ったのか、以来、私まで高校野球に目が離せなくなっています。折しも今日は決勝戦が行なわれ埼玉代表の花咲徳栄高校が圧勝し大騒ぎでした。

勝利し感涙にむせぶ若者と、敗北して悔し涙にくれる若者、明暗が別れますが、全てをかけて全身全霊で闘ったものたちの清々しさは常に感動を呼びます。
ああ、母はこうした感動の瞬間を味わっていたのだろうかと思いながら、
命日のこの日を迎えるのが常になりました。

母の思い出は一冊の本にしたいのですがまだ着手できずにいます。スポーツファンというのは彼女のほんの一面に過ぎず、それだけでは天国の母から苦情が届きそうですね!

by yoshikos11 | 2017-08-23 22:47 | Comments(8)
Commented by tomo at 2017-08-24 00:01 x
今年も甲子園、盛り上がりましたね。負けて涙する高校球児をみるのは心が痛みますが、若いっていいな、と羨ましくも思います。
94歳になってもスポーツなど多岐にわたって関心ごとがあって、球児の名前を覚えたり、巨人の文句を言ったり、そういうのが若さの秘訣だったのかな・・。
Commented by 鈴木剛子 at 2017-08-24 03:18 x
tomoさんお久しぶりです!敗者が気の毒で「心が痛む」だから決勝戦は見ていられない?tomoさん、お優しいのですね。
90歳過ぎてもワクワクすることがあった母、ただ施設ではそういった感動をシェアする人がいなくて悲しかったみたいですよ。シドニーオリンピックで高橋尚子が優勝したのさえ知らないおばあさんたちが大半で嘆いていましたっけ。
Commented by michiko at 2017-08-24 14:35 x
8月23日がお母様のご命日なんですね。実は私の大切な方のお父さまが昨日亡くなりましたので、(今お通夜に向かっています)ご命日が一緒になりますね。ちなみに23日は夫の月命日でもあります。そして、高校野球!本当に若者の真剣勝負にはたくさんの感動を頂きます。スポーツはいいですね!高校野球に感動するたびにお母様と気持ちを共有出来る感覚、あたたかな想いですね。ちなみに、、私は埼玉出身ですので、昨日は本当に嬉しかったです!!
Commented by 鈴木剛子 at 2017-08-25 16:24 x
Michikoさん、親しいご友人の父上が8月23日に亡くなられた?何という偶然!驚きました。存じ上げない方ながら親近感が湧いて〜悲報に対してご無礼お許しを〜深くお悔やみ申し上げます。そしてご主人の祥月命日が23日〜特別な日にちなのですか、、目に見えないところで何か不思議な力が働いているみたいですね。Michikoさんの周りでは特にそうした現象が多い?いつも新鮮な驚きをいただき感謝しています。
Commented by 水たまり at 2017-08-25 17:46 x
スーパーマーケットの果物売り場の主役が、スイカやメロンから梨やブドウに入れ替わり始めるころ、「栄冠は君に輝く」の吹奏ともに甲子園の閉会式が催されます。
先ほどまで必死に野球をやっていた若者が整列します。その瞳に涙があふれたりしながら可愛いです。この子達甲子園でホームランはうてるけれど、これで学校へ戻ると宿題の山が待っている。かわいそうになります。
逞しい男子学生の先頭でプラカードを持った女子高生が先導し行進が始まります。とても逞しく見えます。頼りにしたくなる母の姿の原型かなとか思ったりします。
先生のお母様の緊急入院の時、スポーツ新聞を持っていかれたエピソード微笑ましく読みました。娘から母への最高の思いが届いたのでしょうね。
命日を迎えられたとのこと御霊安らかにと手を合わせますす。
Commented by ケイ at 2017-08-27 02:32 x
亡くなってもその人の生き様、信念や言葉は生き続ける物ですね。スポーツ観戦好きだった何て素敵な方だったと想像しています。
Commented by yoshikos11 at 2017-08-28 04:22
> 水たまりさん
今思い返せば、母の命の炎が消えそうというときに、スポーツ新聞を買って行こうと思った私はなんと暢気というか、的外れというか、お恥ずかしい限りです。普段そうしていたから,という単なる習慣的なことだったとはいえですね。
ただし看取りの場面では、及ばずながら、にわかチャプレン役を懸命に務めて、母を天国へ送らせてもらいました。
Commented by yoshikos11 at 2017-08-28 04:31
> ケイさん
どんなに小さなことでも、遺す人の心に生き続けるようなこと、残せたら良いなあと思います。
母の残した言葉で今しみじみ思い起こすことは『宝は天に積め』です。この世でいくら沢山財産を積んでも、名誉や名声を勝ち得ても、家族や友人、知人たちに親切な行いや、無償の手助けをしなかったら、人の心にずっと残るはずもない、そんな意味のように思います。母は自身の父親からこの言葉を教えられたと聞いています。
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