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グリーフ・カウンセラー養成講座 4月5日スタート 他

グリーフについて学問的に学びたいという方々のご要望にお応えして、4月から「グリーフ・カウンセラー養成講座」を始めることになりました。既に死別体験者を支えている方、将来グリーフ・カウンセラーを志望されている方、そこまで具体的には考えていないが御自身の喪失体験をより深く理解したいという方など、講座に対する期待は様々のようです。

最初は少人数の教室になるかと思いますが、私がこれまでグリーフについて学んで来たことを出来るだけ広く、深くお教えできればと思っています。4月5日の初回まで準備に追われそうですが、張り切っています。ご期待下さい。

ご興味のある方、詳しい日程などはホームページをご覧になって下さい。
http://www.gcctokyo.com

先週は、二つの講演を聞きに行って来ました。一つは、精神科医の平山正実先生の「生きづらい若者たちの生と死」(尾崎豊論)、もう一つは夜回り先生こと水谷修先生の「子供を救え!」でした。主催も会場も違うのですが、偶然にも、両方の講演者の叫びが呼応していました。

両者とも、バブル崩壊後の負の部分ー効率一辺倒、徹底的利潤追求、過当競争、弱肉強食ーが徐々に吹き出して、大人たちが心のゆとりを失った為に、今、そのあおりを子供たちがもろに受けて、行き場をなくし犠牲になっていると警鐘をならしていました。

子供たちの「いじめ」「リストカット」「自殺」の問題は、一部の学校、特殊な家庭や子供の間のトラブルなどではありえず、まさに大人の社会の反映で、明らかに社会現象であると言うのです。どちらも深く考えさせられる講演でした。

これも偶然のこと。土曜日にNHKで「企業内のいじめ」というテーマで特集を組んでいました。上司が部下に「いやがらせ」(いじめ)をして、姑息なやり方で辞職に追い込む例を幾つか見せられました。平山、水谷両氏の発言を裏付ける番組でした。
by Yoshikos11 | 2007-03-06 00:59
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