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キリスト教国アメリカ

 私の恩師である、モーガン、ニーメヤー両教授を始め、死生学者たちは、いずれも「儀式」(リチュアル)の重要性を強調しています。

 儀式とは、言葉で表現できないものを象徴的な形で表現する、スピリチュアルな行為の典型。また、宗教と儀式は切っても切れない関係、どの宗教でも儀式を大切にしています。また、宗教が関わらないと儀式が締まりにくいこともあります。

 ところで、オバマ大統領の就任式(儀式)は、やはり宗教が大きな役割を果たしていました。全体の格調を高める効果が大でした。
 アメリカは、世俗主義が支配的である反面、根っこの部分では、やはり、キリスト教国なんだなあと実感させられました。

 ちなみに、大統領夫妻は、就任式に先立って、ワシントン市内のSt. John Church(エピスコパル派)の早朝礼拝に参列。この教会は別名、The Church of President、歴代大統領の多くが教会員だったそうです。(オバマ大統領、どんな祈りを捧げたのでしょう?)

 就任式には、二人のキリスト教司祭が銘々役割を果たしました。メソディスト教会のジョゼフ・ロウリー牧師(83歳)が祝祈を、福音教会のリッチ・ワレン牧師が神の加護を求める祈りを捧げました。

 就任記念ランチでは、食前の感謝の祈りをカトリックの神父が唱えていました(こちらは、新聞に名前が出ていなかった)キリスト教の各宗派に公平を期したかのような人選、全て、オバマ大統領によるもの。

 そして、勿論、大統領の宣誓は聖書に手を置いて。(リンカーン大統領が使ったと同じものを希望により使用)また、彼の就任演説でも、「神」という言葉が2-3回、使用されました。(困難な時代にあって、神の加護を願う気持、分ります!)

 政治と宗教の分離、それにはそれなりの意味があるとは思いながらも、根っこの部分で、人間より偉大なる存在を、国家のリーダーも、国民も意識していることに、何となくうらやましさを覚えました。

 平等、自由、人間の尊厳など、大いなる存在を抜きにして、本当の意味が考えられない、そんな風にも思ったのでした。
 
by yoshikos11 | 2009-01-29 01:52 | Comments(0)

オバマ大統領のカリスマ性

 22日に日本に帰国し、ようやく落ちついてブログを書く体制に戻りました。
皆さん、再びよろしくお願いします!

 オバマ大統領の就任式の翌朝(21日)、サンフランシスコ空港を出発。離陸前に空港で朝刊を幾つか買い込み、機内で彼の演説をゆっくり読みました。アメリカ人をあれ程までに熱狂させ、魅了させた彼のカリスマ性を自分なりに、分析を試みました。

 ちなみに、この日の新聞はあっという間に売り切れたそうです。なんとプレミアムまでついて、一部、14ドルまで跳ね上がったとか。通常、新聞は1ドル50セント

<オバマ大統領のカリスマ性に迫る>
1) 言葉の達人。希望、勇気、責任感、不屈の精神、思いやり、奉仕の精神、など、言葉の持つ力、それによるアピールが抜群にうまい。聞き手に精神の高揚を感じさせる
 危機に直面したアメリカ国民を鼓舞し、勇気づける前向きなトーンが全体に溢れる

2) 精神性に訴える一方で、単なる理想主義ではなく、良い意味での合理主義、プラグマティズム、地に足のついた行動派、実践派、努力家であることを感じさせる。
 「数々の改革プランを国民と一緒に推進して行きたい。あまり多くのプランを掲げ過ぎ、パンクするのではと懐疑的に言う人たちもいるが、彼等は、アメリカの実力、過去の実績を忘れているのだろう。アメリカなら出来る!」

3) 初の黒人大統領誕生:この感動については、冷静に控えめに一回だけ表現した。当然かも。もはや、彼は黒人だけのリーダーでも、かつての公民権運動の旗頭でもない。立場をわきまえたセンスの良さを感じる。

「僅か60年前、自分の父は町のレストランへ入ることすら出来なかったが、今、私はこうして大統領として宣誓をした」言葉にはないが、「努力すれば、こんな大きなチェンジが可能」アメリカの偉大さを強調した。

4) 過去、現在、未来に触れ、歴史的視点を常に意識した高い精神性。困難と立ち向かって来たアメリカの歴史に度々言及。
 過去の開拓者精神を思い起こさせ、「再び、あの精神でやればやれるはず」また、「未来の世代に誇れるように、良い伝統を受け継いで、立ち向かおう」とアピール。

5) 世界のリーダーとしてのアメリカを意識。イスラム世界にも呼びかけ、世界のいかなる国家であれ、協調性と協力関係を希望とする国なら、アメリカは、どの国とも尊敬の念を持って関係し。友好的に共存、共栄を追求することを表明。
 また、武力では何も解決できない事を断定(暗に、ブッシュ政権の間違えを批判)

6)最後に、「私は〜を約束する」ではなく、「貴方たちに〜の義務を果たして欲しい」と国民一人一人への期待を前面に出した点、うまい!「偉業は、誰かに与えてもらうのではなく、自分たちで勝ち取るもの」国民の積極性と自主性にアピール。
 
 まだまだ、オバマ大統領の魅力は言い尽くせないのだろうけれど、就任演説から、また、オバマ政権を支えるチームの顔ぶれからも、彼の思考の包括性、多面性、バランス懐の深さを痛感したのでした。
 (サンフランシスコの書店、バーンズ&ノーブルズ、オバマ大統領のコーナー)
 
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by Yoshikos11 | 2009-01-26 18:12 | Comments(0)

アメリカ便り第一報.オバマ大統領就任式 

 ここ、サンフランシスコに到着して2週間あまりが経ちました。7日には、無事に5人目の孫誕生を無事に見届けることができました。いよいよ、明日帰国します。

 さて、今日は、オバマ大統領の就任式の日です。アメリカ中がたいへんなフィーバーぶりで、今日のめでたい日を迎えました。

 式典のテレビ中継はワシントン・タイムの午前8時頃から始りましたが、サンフランシスコでは、まだ、朝の5時。しかし、歴史的な瞬間をリアルタイムで見守りたいので、私も、娘と共に、早朝からテレビの前に釘付けになってます。

 ホワイトハウスの前には、米国中から、凍り付きそうな寒さにもかかわらず、300万人もの群衆が集まって来ており、新大統領にかける米国人の期待の大きさが伝わって来ます。
 老いも若きも、政治的立場や、肌の色も様々な人たちが心を一つにしている様子がわかります。オバマ大統領には、バリアを越えて人々を一つに結びつけるカリスマ性があるのですね。

 就任演説で、オバマ大統領は米国が直面している深刻な危機に触れつつ、一方で、米国が建国以来、あらゆるチャレンジを乗り越えてきたこと、そうした底力があることに訴えかけ、「必ず、やっていける」「やっていこう」と、聴衆を勇気づけました。

 記念すべき就任演説について、より詳しいことは、引き続き後ほど報告したいと思います。

 

 

 
by yoshikos11 | 2009-01-21 07:56 | Comments(0)

アメリカ出張

 これから2週間程の予定でアメリカへ出張しますので、しばらくブログに記録ができませんが、たくさん、おみやげ話を仕入れて来たいと思いますので、乞うご期待です!

 特に、ビリーブメント関係の情報、次期大統領オバマ氏への期待、米国の金融危機からの立ち直りなど、現地の話題を収集したいと思っています。

 しかし、イスラエルはパレスティナ・ガザ地区の襲撃を益々激化させており、国連の仲裁もなかなか功を奏さないようですね。たいへんな戦争にならないと良いですが。オバマ氏が就任したら、この危機に対して、どのような態度を表明するのでしょうか?気になります。

 最後に、もう一つの出張目的は、五番目の孫の誕生を見届けることです。(三女がアメリカ在住、近々出産予定)どんな時勢にあっても、新しい命の誕生は私たちに希望を与えてくれるのですね。

 暮れには、GCCのグループ・カウンセリング参加者のある方より、初めての赤ちゃん誕生の朗報をもらいました。お身内の不慮な死を経験して、たいへんなグリーフを抱えていた方だっただけに、その喜びはひとしをだろうと察せられ、私も人ごととは思えず、朗報に感動しました。
by yoshikos11 | 2009-01-05 11:27 | Comments(0)

平和な心

 3が日も終わり、例年なら今日(4日)がたいていの人にとって「仕事初め」ですが今年はもう一日ゆっくり出来ますね。
 お正月の感慨は、人それぞれに「平和」な一時を大切に愛でること、それができる幸せを思うことでしょうか。
 暮れからお正月にかけ、イスラエルとパレスチナの対立が更に激化して、パレスチナ・ガザ地区では、弾道ミサイル襲撃で、幼い子供を含め300人以上の犠牲者が出たようです。新聞で痛ましい光景を目にし、彼等にもどうか平和が訪れるよう祈る気持でした。

 安心して生活できる日本がなんと有り難いことでしょうか。しかし、かくいう日本でも、お正月を迎えると言うのに、寒さを凌ぐ屋根もないホームレスの人たちが、厚労省の講堂に急遽収容されたとのこと。彼等にも何とか「生活の安定」を祈ります。

 人それぞれのお正月、友人のESさんは、富士山をずっと撮影し続けたとのこと、美しい写真を沢山送って来てくれました。その一点「樹氷と富士」をご紹介します。
「平和な日本、来年も又次の年も、ずっとそうあり続けてと願う新年」
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by yoshikos11 | 2009-01-04 15:51 | Comments(0)

お正月らしさ

 お正月というと、なぜか幼少時代のことを思い出します。母は、暮れから大掃除に余念がなく、台所では手作りのおせちが次々と仕上がっていきました。

 母の炊く黒豆は絶品でした。必ず丹波産のものを調達。黒光りを出すために錆び釘を入れ、ふっくらとさせる為に弱火でほぼ一日がかりで煮ていました。やたら甘くなくて、ぽっくりとして美味しかった。まさにおふくろの味、お正月の味、あの味ばかりは、買って来たものでは到底、期待できません。

 父も料理に興味がある人だったので、リビングルームでなます用の大根と人参を刻んでいました。包丁を研ぎすませて、気も遠くなるほど細かく切っていました。それだけに、味が染みて何とも美味ななますが仕上がりました。

 お正月の遊びと言えば、凧揚げ、羽根つき、百人一首、福笑い、双六など。賞品はみかん。親戚や、親の知人宅の子供たちと多いに楽しみました!中でも、私は、凧揚げが大好きで男の子たちに混じって飛び回っていましたっけ。

 そんなお正月の伝統を、私の代できちんと繋いで行かなかったような気がします。私の子供たちは、海外育ちで「おせち」にあまり興味がないことを理由に、母の黒豆も父のなますもきちんと教わらずに来てしまいました。
 その代わりに、ミートローフやオイスターローフなど、洋風おせちなんかを作った記憶です。

 しかし、凧揚げだけは子供たちにも多いに奨励し、都会では上げる場所がなかったことから、お正月には、わざわざ、箱根まで凧揚げをしに行ったものです。今は昔、なつかしい思い出です。
 
 今日は、故があり水天宮までお参りに。まもなく、三女が出産予定なので安産を祈念して来ました。近くのホテル(ロイヤル・パーク・ホテル)では、ロビーに巨大な「凧」と「羽子板」の飾り付けをしていて、華やかな雰囲気を表現していました。

 それを見て、ようやく、お正月気分になりました。日本の伝統的なおもちゃは、美しいですね。
 
水天宮、ロイヤル・パーク・ホテルのロビー、大凧と大羽子板のお飾り。
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by yoshikos11 | 2009-01-02 21:25 | Comments(0)

新年のごあいさつ

明けましておめでとうございます。

昨年中、私のブログを読んでくださった皆様ありがとうございました。
今年も折りにつけ記録したいと思いますので、どうぞ、相変わりませずよろしくお願い致します。

元旦は、雲一つない快晴の素晴らしい一日。少し風があり体感気温は低く感じましたが。自宅がオフィス街にあるので、今は、うそのように静寂です。散歩をしながら、「いつもこんなだといいのだけど」と思いましたが、もちろん、つかの間の静けさ。

暮れには、家族と一緒に箱根に行ってきました。温泉で一年の疲れを取ることができました。昼間は孫のおつきあいで、童心に帰り、Fuji Safari Parkや彫刻の森で遊ぶ。夜は、満天の星を眺めながらの露天風呂。

新年に向けてエネルギーの補填になったようです。
「御殿場から富士を仰いで」
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by yoshikos11 | 2009-01-02 02:05 | Comments(0)