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時間よ止まれ!(stop the time )

f0101220_3373543.jpg母の死後、「時間を止めたい」と思っていたのですが、そうもいかず、仕事やさまざまな行事に穴をあけることなくつとめて来ました。(自分を褒めて上げたい!)特に、21日には上智大学コミュニティ・カレッジで200人もの参加者を前にして、90分にわたり「グリーフ学概論」を講義しました。とても緊張しましたが、聴衆の熱心さに支えられました。幸い、睡魔に襲われた様子の聴衆は見かけませんでした(ああ,失礼)ご静聴に感謝します。
 グリーフの感情が表面化するまで、時間がかかり、その間、死別のショックがありながら、当事者は認知面ではきわめしっかりしていて、てきぱき物事を判断し、やるべきことはこなすと言います。あるいは、そうせざるをえないのが現代人の大半ではないかと思います。自分も含めて仕事は休めません。
 どこかの時点で、認知と感情が一致すると、実感がともなって現実把握するのでしょう。喪失感とか悲しみの現実を。何となく、この2ヶ月、ちゃんと機能しているにも関わらず、2ヶ月経ったという実感がありません。気付いたら10月、あれよあれよと言う間に10月もあと数日を残すことに。
 ジャケット姿で外を颯爽と歩ける秋の到来に喜んだのもつかの間、なんと今夜の木枯らしには、ビックリ仰天。ちょっと待って欲しい。。。9月が飛んでしまった私には、いきなり冬が来ては「もう、ついていけません」 
 時間よ止まれっ!
 
by yoshikos11 | 2010-10-27 03:42 | Comments(1)

母の死 

f0101220_17281898.jpg 今日は母が亡くなって2ヶ月目の命日にあたります。何かの本で読んだ記憶ですが「誰にとっても母の存在は偉大である。しかし自分の母は誰よりも偉大である」という言葉、まさにそんな感じがしています。この2ヶ月、秋学期を迎え、GCCや他大学での講座がスタートし、私は長々と忌引きを取るわけにはいきませんでしたが、できれば、ゆっくり母の思い出に浸っていたい、時計を止められるのなら止めたい、そんな気持は多少ありました。 
 しかし、講座で時々受講生の方々に母の死について披露し(幸い、グリーフ講座ですから,多いに関連のあるトピックではありますが)聞いて頂けたのは心の支えだったと思います。
 それと、高齢であっても手厚い葬送儀礼を行うことが、遺族にとってどんなに大きな癒しとなるか、今回、身をもって経験しました。教会には、大勢の参列者が来て下さり、感謝の気持でいっぱいでした。母を知らない方でも、私を慰めるために来て下さった方がたくさんあったのです。葬儀は遺されたもののために行う、ということを再認識しました。

 この2ヶ月、私の心はひたすら癒しを求めていたようです。まだまだ心の整理はできていません。母のこと以外で何かを書く気にはなれず、ブログは「喪中につき休業」でした。しかし「どうしたのか?」と心配して下さる読者があり、それも申し訳ないので、今日は勇気を出して少しだけ書くことにしました。
by yoshikos11 | 2010-10-24 17:58 | Comments(2)