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夫の命日に

f0101220_1219421.jpg 前回は祖父没後50周年記念の行事(盛岡で)について書きましたが、昨日11月8日は、夫没後19年目の命日を迎えました。
 昨年は母校のチャペルでメモリアル・サービスを持ちましたが、今年は儀式は行なわず、その代わりに手作りのコラージュ(左・写真の絵)をスキャニングし、「メモリアル・カード」を印刷し、かつて夫とご縁のあった方々へお送りしました。

 こんな追悼の方法もあることを伝えたく、現在GCCで講座受講中の生徒さんたちにも、参考までお配りしました。実は、私にコラージュを教えて下さったのもかつての生徒さんでした。その方は抜群のアートセンスの持ち主で、私など足下にも及ばないのです。最近お会いできなくて残念ですが、もしブログを読んで下さったら、ぜひ声をかけて欲しいと願っています。

 そして偶然にも、GCCの受講生・卒業生の中に11月8日が大切な方の命日と言った方が2名もいらっしゃいます。Iさん、Hさんのためにも祈りを捧げます。

 命日、たとえ年月が経っていても、何となくザワザワ感があるものです。「今年はどうやって記念しようか?過ごそうか?」と思い悩むことも。墓参は最も一般的ですが、仮に宗教行事がなくても、「静かな時間を確保して、心が安らぐこと、お気に入りなことをやる」のが良いのではないでしょうか?

 昨日私はそれを実践できました。メール返信始め仕事関連の事柄は一切棚上げ、朝からジャズピアノを聴いてリラックス、部屋にたくさん花を生けてハッピーな気分、その後墓参。墓地が六本木の真ん中なんで、帰路は新国立美術館で「印象派・後期印象派」の作品点を鑑賞しました。
 モネ、ピサロ、シスレー、ゴッホ、スーラ ETC. の原画にうっとり、しかし美術館から見た昨日の『夕日』は豪華そのもの、何よりも感動を覚えました。

私のサイトもよろしく:http://www.gcctokyo.com
by yoshikos11 | 2013-11-09 13:08 | グリーフ | Comments(2)

祖父のルーツを訪ねて

f0101220_321317.jpg 私が、そもそも岩手県沿岸部の被災地支援に携わるようになった背後には、祖父が岩手県出身だったということがある。祖父は田子一民といって、戦前戦後を通じて岩手県選出の国会議員として、郷里、東北の振興と、広くは近代日本の社会福祉事業の発展に貢献したと評される。(全国社会福祉協議会の初代会長に就任した)
 祖父には私の父を含めて4人の息子と2人の娘がいたが、誰も祖父の仕事を継がず、政治家にはならなかったため、かつて岩手には祖父の支援者がたくさんいて下さったのに、二代目でそうした方々とのご縁が切れてしまい、たいへん残念なことと思っていた。
 そんな折りに盛岡先人記念館が「田子一民没後50周年・記念企画展」を開催して下さることになり、昨日11月3日には遺族を代表して従弟が「遺族の見た田子一民」というテーマで講演をした。我々いとこ一同総勢10名にてこのイベントに応援参加した。
 先人記念館は、市内の広大な公園内にあり、隣りの県立美術館と共にいずれもモダンで斬新な建築が目を引く。紅葉美しい樹木に囲まれ、遠く岩手山が見渡せるこの公園は、市民の憩いの場として理想的なところである。
 ご縁が切れてしまったにも関わらず、こうして祖父のことを未だに大切に思って下さる主催者と盛岡の方々には心から感謝しなければならない。膨大な資料をまとめて、たいへん立派な展示が用意され、講演会では大勢の方々が聴講して下さった。講演後「親が田子先生を尊敬していました」などと言って声をかけて下さる方もあり、ご縁が復帰したことに感動した。

 私たち一族は、先人記念館のおかげで祖父の功績を改めて学ばせていただいた。また祖父の墓がある永泉寺を訪れて墓参もできた。祖父を身近に感じた盛岡への巡礼の旅、おかげさまで清々しい気持で一同帰京した。
 そして私は、祖父のような地位も力も持ち合わせていないが、祖父にあの世から見守ってもらい、微力ながらも、岩手支援を続けられるように願った一日であった。

私のサイトもよろしく。http://www.gcctokyo.com

 
 
by yoshikos11 | 2013-11-05 03:54 | Comments(0)