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ICGB・女性プロデューサーの功績

 6回に亘り、香港での国際学会(ICGB)について記しましたが、一千人の参加者を集め、海外からも100名を越える学者、臨床家を召還したこの大型国際イベント、それをプロデュースした中心人物は、セシリア・チャンとエイミー・チョウ(香港大学教授)2人の女性だったことを強調したい。

 6日間で、基調講演12、一日ワークショップ8件、大小のセミナー100件以上、ポスター発表多数、その他研修ツアー、ヨガ・太極拳クラス、朝夕の飲茶サービス、ウェルカム・ディナー、フェアウェル・レセプションと、この盛り沢山のプログラム全てを、見事に企画推進した2人には、感心するばかりです。また女性ならではの気配りも満点。

 香港女性の社会進出ぶりは、かねてから注目していましたが、死生学・グリーフ学の分野でもしかり。2人の女性学者については、徹底したキャリア意識、プロ意識、積極性、行動力、国際性と、何拍子も揃っています。

 あるとき、セシリアさんに「お子さんは?」と誰かが質問した際、彼女「学者になることと、子育ては両立しません。私は学者になることを選びました」ときっぱり答えていました。そこまで言い切れる女性が、日本にどれだけいるだろうか?
 ある道で一流になるためには、何かを犠牲にしなければならない。時には割り切りが大切ということなんですね。二兎を追うことを選んだら、両方100点満点は取れない。セシリアとエイミーに乾杯!

 最後に唯一食の話題、ヴィクトリア・ピークにある「糖朝」のマンゴプリン、100点満点でした。
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by yoshikos11 | 2014-06-21 00:35 | Comments(2)

香港便り(6)ICGB最終日

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写真左、別れを惜しむ面々、ニーメヤー先生と息子さんエリック(中央)を囲んで。右端、Mulkinson 先生(イスラエル)

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主催者の役目を立派に果たし、最終日には素晴らしい講演をしたAmy Chow 先生と筆者。

学会4日目、最終日、最後まで気の抜けない講演が3つあり、その後閉会式と、フェアウェル・レセプションがあり、これにて学会打ち上げとなりました。

 講演のトップバッターは、米国の精神科医でグリーフ研究家、Ziosook 先生。テーマは「複雑化したグリーフ・DSMV(精神病診断基準)へ包括される」、今、最もホットな話題でした。
 Ziosook先生は、この新たな動きに関して、支持派の旗頭だけあって、大変説得力はありました。しかし、反対派の意見もたくさんあるので、慎重に考える必要があるという印象です。

 続いて、同じテーマをAmy Chow 先生(香港大学教授、ICGB組織委員)が中国の文化と伝統を背景に話しました。Ziosook先生と真っ向から対立するわけではないが、幾つかの盲点を、ユーモアたっぶりに、しかし手厳しく突いていたのは、賞賛に値します。
 「グリーフの複雑化」のテーマは、文化的な背景を度外視しては語れない(DSMV包括問題は欧米主導)というChow 先生の立場、会場では拍手喝采を浴びていました。

 4日間、各国の仲間たちと充実した日々を過ごし、レセプションでは皆、互いに別れを惜しみあっていました。
by yoshikos11 | 2014-06-20 01:37 | Comments(0)

香港便り(5)学会益々白熱

 昨日は、学会3日目を向かえ、益々活況を呈していました。毎日、午前中は3つの基調講演、その後、11::30~17:30まで、数カ所で様々なテーマでの発表や、シンポジュームが開催されます。
「次はどこへ参加しようか」と迷ってしまうほど出し物のチョイスが多いのです。
 何と言っても、昨日の目玉は、ビリーブメント&グリーフ研究の第一人者4名が勢揃い(ニーメヤー、ルビン、ハリス、ウィテカー)グリーフに関する4つの主要モデルについて、解説し、自身の臨床研究を交えて説明するというもの。
 GCCの基礎講座修了者なら、4つのモデルがなんだか、想像つくと思います。モデルの提唱者(作者)から直接、その意味をひも解いてもらえる、贅沢な経験でした。

 夜は、学会のディナーがありました。セントラルにあるMaxim's Place というレストランで。繊細な味付けで、あっさりした中華料理のコースでした。日本人の口に合います。ベジタリアンのチョイスもあり、私は大歓迎でした。f0101220_15715.jpg

 前列左端の女性、ICGB学会組織委員長のセシリアさん〜才媛で、気配り抜群な女性。私は後列真ん中、私の前に座っているのは、台湾のホスピス医、シュンカイ先生とそのチーム。来年IWGは台湾であります。

by yoshikos11 | 2014-06-15 02:05 | Comments(2)

香港便り(4) 学会発表役目を果たして・つづき

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学会発表が終わって、ほっとして、自分へのご褒美に、ハーバーでフェリーに乗ることに。夕日が落ちる直前に乗船したので、海面に映る夕日を写真に納めることができました。
f0101220_1161152.jpg 香港島から、向こう岸のカオル島まで亘り、戻りの船では、月が昇ってきました。
by yoshikos11 | 2014-06-13 01:20 | Comments(2)

香港便り(3)学会発表・役目を果たして

f0101220_0252966.jpg香港へ来て5日目、ずっと曇り空でしたが、やっと今日は晴れました。そして、今日は学会発表の日。少し緊張しましたが、皆さん熱心に聴いてくださり、役目を果たしてほっとしました。
 デ−ケン先生から「完璧なできばえ」という身に余るお褒めの言葉をいただき、光栄でした。
 タイトルは『東日本大震災サバイバーの多重喪失:癒しに向けて』でした(英訳)

 また、学会全体会での基調講演者の一人「マインドフルネス・ケア」で有名な、僧侶で医師のバリー・ケルツイン先生が聴きに来て下さり、感動しました。ケルツイン先生は、石巻でサバイバーのケアに携わっていらしゃったそうです。今度、ぜひGCCでのお話をして下さりとお願いしました。

 写真がたくさんあるので、2点以上掲載したいのですが、どうもうまく行きません。
つづきを(4)として別に書きます。




 
by yoshikos11 | 2014-06-13 00:45 | Comments(0)

香港便り(2)ニーメヤー先生ワークショップ参加

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香港到着後、あっという間に3日間が過ぎました。9日&10日、ニーメヤー先生の『2日間ワークショップ』に参加し朝9時から夕方5時まで、盛り沢山の講義内容で、数々の演習にもまれて、時間の経つのも忘れていました。
 参加者30名くらい、活気に満ちあふれ、まとまりのあるクラス。ニーメヤー先生は、長時間、完全に我々を引きつけて離すことなく、講師と参加者が一体となった素晴らしいワークショップでした。

 テーマは『グリーフ・セラピーのテクニック:死別体験者のカウンセリング介入』で、あらゆる手法を網羅し,多岐に渡り、深淵ですが、それを具体的に懇切丁寧にひも解いて行く。凄腕のプロフェッサーと改めて痛感しました。
 GCCの上級、トレーニングでもおなじみの、ダーラ、ゲール、トリシア&スコットの事例などが、DVDの映像で紹介され、講義内容には直ぐに馴染めました。新たな視点、発見なども沢山あり、いずれGCCの講座で紹介したいと思っています。

 写真は、ニーメヤー先生とのランチタイム、
左から、デ−ケン先生、マリアヘレナ教授(ブラジル)セシリア・チャン教授・大会委員長(香港大学)、私、キャンディ(香港大学博士過程)、ニーメヤー教授、ダーシー・ハリス教授(カナダ)>

by yoshikos11 | 2014-06-11 03:21 | Comments(2)

香港便り(1)International Conference on Grief            and Bereavement

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f0101220_20561597.jpg朝、9時のフライトで羽田から、香港にやって来ました。4時間でがらりとシーンが変わって、エキゾチックな雰囲気に。
 香港は4年ぶり、あのときも、ロバート・ニーメヤー先生のワークショップへ参加しましたが、今回も、明日と明後日、先生の2日間ワークショップへ参加します。その後、3日間の国際学会へ参加します。グリーフ学と、終末期の分野の講演や、セミナーが満載、3年に一回の大型国際会議です。
 今日の午後だけがフリーなので、到着後、ハーバー・ビューを楽しもうと、ビクトリア・ピークまで行ってきました。あいにく、海に霧がかかっていて、絶景は見られませんでしたが、香港らしい高層ビルの立ち並ぶ風景をカメラに収めました。

 明日からの学びについて、香港頼りをお伝えします。

GCCのサイトもよろしく:http://www.gcctokyo.com
by yoshikos11 | 2014-06-08 21:00 | Comments(0)

過激な季節の変化

f0101220_23341394.jpg 左の写真、先週土曜日に通った逗子海岸・夏到来!



5月末から、気温がグングン上昇して、あっという間に30℃を突破しました。突然の気温上昇は、身にこたえますね。実は、かく言う私はいち早く、熱中症に罹ってしまい、先週一日、ダウンしました。
 生まれて初めての経験でびっくりしましたが、これまでいかに熱中症対策に疎かったか、多いに反省もしました。幸い、救急車を呼ぶまでに至らず、ポカリスエットと休養で何とか克服。
 しかし、室内で、しかも室温はせいぜい27℃くらい、夢中でパソコンに取り組んでいたというだけなんですが、やられました。炎天下でスポーツするとか、重労働で大汗をかくとか、そういったことだけで熱中症になるわけではないんですね。
 もちろん、加齢と共に過激な気温の変化に、体温調節がうまく行かないということはあるようです。
外出には、日傘、日よけ帽子、水分補給、睡眠不足は避けるなど、熱中症対策、お若い皆さんもお忘れなく。

GCCのサイトもよろしく:
http://www.gcctokyo.com

by yoshikos11 | 2014-06-04 00:13 | Comments(0)