WBCでチャンピオンになり凱旋帰国したサムライ・ジャパンのインタビューで、原監督が「日本力を世界にアッピールできた」と言うような表現をしたそうですが、
「日本力」(にほんぢから)とは良い言葉ですね。
底力(そこぢから)とか、内面に秘められたレジリエンス(その人に備わった危機を乗りこえる復元力)とか、日頃の努力の積み重ねで培った力という意味の言葉と相通ずると思います。また、そうした力は普段目立たないかもしれないが、いざという時に発揮されるのですね。一時のスタンドプレー的才能とは違って。
日本の国内では経済危機、政治の低迷や混乱など明るいニュースが少ない中で、とかく悲観的になりがちですが、今回のWBCの勝利といい、また、宇宙飛行士若田光一さんの宇宙での活躍といい、「日本力」を想起させてくれる明るい話題でした。
別件ながら、原さんの大ファンであり、病院でリハビリ中の母には、昨日ありったけのスポーツ新聞を買いあさり宅配しました。きっと今日は夢中で読んでいる事でしょう。