今年2月よりスタ−トしたGCCの一日講座(入門篇)も3回目を迎え、昨日は小グループながら活気溢れる授業を持つことができました。ご参加くださった方々に感謝します。
講座では初めて顔をあわせる方々が出来るだけ緊張をほぐし、打ち解けて講義を受けて下さるように最初に一人5分間づつ自己紹介をお願いしています。
参加者の多くは死別体験をされていますが、なかなか外で話せないつらい気持なども、自己紹介や講義の途中で、時間の許す限り分かち合っていただくようにしています。
講座の内容は大学院レベルのアカデミックなものですが、グリーフ・スタディに限っては自分の喪失体験に照らして理解する面が多々あるので、参加者が心を開いてご自身の経験や気持をお話くださることで全員が理解を深めることになり、講師もたいへん話が進めやすくなります。
その意味で「オープン・マインド」の方々が多いと全体が活気に満ちた授業になります。講師である私も乗りが良くなります。昨日は多いに乗せられました。
外の世界では傷みや涙はあまり歓迎されませんが、GCCの講座では逆なのです。尊い涙をいっぱい流して下さってOKです!