国際死生学会(IWG)カナダ大会(2)

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 IWG カナダ大会の主催者・King's University College は 我が母校でもあり、当地(オンタリオ州・ロンドン市)には4年間住んだ思い出に満ちあふれ、King's のダーシー・ハリス教授(カナダ大会・大会長)を初め、親友たちとの再会など、学会での豊かな収穫以外にも、私にとってはノスタルジックな旅というボーナスもありました。

 留学中ご指導いただいた恩師・ジョン・モーガン教授の墓参がかかせないアジェンダでした。モーガン教授には、カナダを去る最後の夏休み、通算138時間の個人教授を受け、お別れしたのですが、日本へ帰国後5ヶ月目に先生の訃報に接しました。モーガン教授に教えを受けたカナダの学生は数千人に、その中でなぜか日本人の私が、先生の最後の「弟子」となりました。不肖の弟子ながら、不思議なご縁を感じます。

 次期IWGの大会は、2020年、アフリカのジンバブエで開催予定です。“ジンバブエで会いましょう”を合い言葉に、125名の参加者は、5泊6日の寝食を共にした仲間たちと別れたのでした。
(写真上左:モーガン教授の墓参、上右:カナダの親友、ロイスとクリス、下左:日本の参加者、川島大輔先生、カール・ベッカー先生、石井千賀子先生と会食・思い出のあるギリシャ・レストランで、下右、King's Univ. ダーシー・ハリス教授と)

私のサイトもよろしく:http://www.gcctokyo.com

by yoshikos11 | 2018-08-08 01:44 | Comments(4)
Commented by ジョル at 2018-08-08 16:49 x
久しぶりの母校への訪問で心躍る様子がよく伝わってまいりました。留学中は、先生もグリーフについて学びつつ、まだまだ心がお辛い時期だったのではないかと思います。そんな時代を共に過ごした方達というのはきっと言葉では言い表せない絆があることでしょう。変わらないもの、そして時と共に変化した思いもあり、おしゃべりに花が咲いたのではないでしょうか。ジョン・モーガン教授も、きっと先生のご訪問と日本でのご活躍を喜んでいらっしゃることと思います。
Commented by yoshikos11 at 2018-08-08 20:04
夫との死別後ずっとその後の生き方を探し求めた結果、答えがカナダへの留学だったのですね。無我夢中で死生学のディプロマコースへ挑戦した日々でした。講義を聴き、膨大な文献を読み、論文を書き、クラスで討議する中で、私はグリーフワークをしていたと思うので、辛いというよりも、正直、癒しのプロセスだったかと?荒療法だったかもしれないので、どなたにも勧められる方法ではないかもしれません(笑い)
Commented by 招きネコ at 2018-08-11 23:39 x
鈴木先生がカナダでお墓参りにいらしたことを恩師がどれほど喜んでいらっしゃるかと思いました。カナダに留学されてから長い年月を経ても恩義に報いる誠実なお姿に感激しました。日本では月曜日が旧盆の入りですが、お盆に迎え火と送り火を焚く家は近隣では珍しくなりました。きゅうりと茄子で作った馬と牛に乗って煙で往来するご先祖さま。つくづくロマンチックで素敵な行事だなあと思いますし、大切にしたいと思います。
Commented by 鈴木剛子 at 2018-08-13 02:10 x
モーガン先生は教育者としては、とても厳しく、皆に恐れられる存在で、私にとっては「雲上人」のような大先生でした。しかし先生の優しさに触れる思い出が数々あり、ちょっとした会話の中に心と心が触れ合う、人間的な温かさを感じることがしばしばありました。たとえ相手が未熟な教え子であっても、常に敬意を払って真摯に接して下さいました。モーガン先生を「メンター」と呼ぶ学生が大勢いた所以がわかります。
墓参については「貴女はどこへ行っても日本の習慣を忘れないのですね」とあの世で言われた気がしています。
お盆ですね。折しも8月12日は母方の祖父の命日、15日は父方の祖父の命日、そして19日は幼くして亡くなった姉の命日です。亡き人たちと対話して過ごそうかと?
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