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三寒四温

今週も色々ありました。 励まされたり、癒されたり、苦しんでいる方々に寄り添ったり。

月曜日(19日)はまるで春の陽気。次女が3ヶ月の赤ん坊(Hugoといいます)を連れてひょっこり訪ねてくれたので、一緒に千鳥が淵、北の丸公園を散歩しました。
「近くに最適な場所があるのに、ちっとも散歩しないなあ」と反省していた矢先だったので、出かけられて大満足。Hugoのあどけない笑顔も見たし!

この辺りは桜の名所。あと一ヶ月もしないで花見客でごった返すでことでしょう。もしかして、この暖かさなら桜も明日には狂い咲きしそうな勢いです。ごった返す前の「静けさ」と、開花を待つ「期待感」に満ちた空気を楽しみました。

その後、デ−ケン先生の「ホスピス・ボランティア養成講座」を修了したお仲間、Aさんと Kさんが事務所に訪ねて来て下さいました。御自身の死別体験を大切にして、他者の苦しみを共に担っていこうと言う志を持ったお二人です。じっくり語り合ったのは初めてなのに、3人で夜遅くまでお話が尽きませんでした。同士に出会えて勇気づけられた一日でした。

水曜日(21日)、教会では「灰の水曜日」(Ash Wednesday)と言って、復活祭(Easter)前の40日間(四旬節)のスタートの日にあたります。信徒は「お前は塵(dust)から生まれて、塵(dust)に帰る」と言われ、その印にオデコに灰を塗られます。耳にも、肌にも心地よい経験とは言い難いのですが。しかし、表現があまりにもストレートなのでかえって素直に受けとめられるという事もあります。

「灰の水曜日」は死生学の原点に立たされるような日。そして四旬節は(難しくてここでは説明ができませんが) 春を待つ冬、希望を待ち望むグリーフの期間とでも言ったら良いのでしょうか? 

今週も、グリーフ最中の方達、とても苦しんでいる方達にも多く接して、皆さんがやがて希望の光を見つけてくださることを切に祈りたい気持でした。

金曜日(23日)は出来るだけ「遊ぶ」ことにしています。旧友と久々に映画を見に行きました。「華麗なる恋の舞台で」、サマーセット・モームの小説の映画化です。1930年代、優雅な時代の英国へタイムスリップ。さすがモーム、筋書きがえらく面白かったです。
by yoshikos11 | 2007-02-24 14:20
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