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お彼岸

 お彼岸の一日は雨にたたられました。外出もあまり乗り気になれませんでした。しかし、前日から花も買ってお墓参りに行く予定にしていたので予定通り出かけることに。お寺のご重職にも、春と秋の2回のお彼岸と、夫の命日には顔を出してごあいさつ、お布施もお届けしなければなりません。「お努め、お努め」と自分に言い聞かせる場面も。

 しかし、天候などなんのその。六本木の墓地には続々と参拝の人たちがやって来ていました。どのお墓にも色とりどりの花が手向けられて賑々しい感じでした。日本人はご先祖さまや、亡くなった人たちを大切にするのですね。感心しました。私も行って良かった。我が家のご先祖さまが寂しい思いをしたでしょうから。

 多忙な日々、仕事をエイヤッと一瞬忘れることにして亡き人を偲ぶこと、今の私には必要なことのようです。というのは、その夜夫が珍しく夢に現れてくれました。目が覚めたら内容は忘れてしまいましたが、ごく自然に暮らしの中に彼がいたのです。何とも言えない安らぎを感じていました。

 最近の私は、GCC講座の上級編の準備に追われる日々を過ごしています。自宅で資料調べ、読書、講義のまとめ、パワーポイント作成などで、週のうち3日はどっぷりとそれにかかりっきりです。後、上級編の私の分担は2回。もう2頑張りです!しかし、生徒さんに教える必要から、自分が一番学んでいるのかもしれません。

 先週は、その上に「ナラティブ・セラピー」についての講演が一つ入っていたので、ちょっとしたクライシスでした。睡眠時間を削って、どこへも行かず(GCCの講座だけは別)何とか乗りこえましたが、我ながら良くやったと自分で自分を褒めたい気分でした(誰も褒めてくれないので)

 そして、来月は「日本自殺予防学会」でちょっとした発表をします。そろそろ、その仕込みもスタートしなければなりません。4月はそのテーマと向合う日々となるでしょう。この学会は精神科医の方々が中心ですが、幹事の先生が「グリーフ・ケア」に興味を持っておられ、偶然、ニーメヤー著「大切なものを失ったあなたに」を読まれたそうで私にご連絡を下さったのです。 この本に大変感銘を受けたとのことでした。(翻訳もとても読みやすく良かったとお褒めの言葉までいただき光栄でした)

 この学会の一つの楽しみは、開催地が岩手県盛岡市であり、会議後に弟夫婦と3人で、雫石の温泉に一泊する計画があるのです!大好きな温泉にも幾久しく行っていないことに気がつきました。父方の祖父が盛岡の出身なので、翌日は、皆で祖父のお墓参りを考えています。もう、10年以上行っていません。

 祖父のことについては、お墓参りの後で、ブログに書くことにします。

 
by yoshikos11 | 2008-03-22 22:24
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