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アメリカ大統領選挙

いよいよ、今日はアメリカ大統領選挙の日ですね。世界中が注目しています。経済危機脱出、イラク米軍撤退、環境問題など、どれ一つとってもアメリカの動向を左右する大統領、誰が選出されるのかによって、日本にも直接、間接影響のあることばかりですね。

私の知り合いのアメリカ人たち(主としてアカデミックな人たち)の大方は、オバマ支持のようです。彼(彼女)らは、そもそも、アンチ・ブッシュであり、イラク戦争に大反対なので共和党にうんざりしている様子。

そして、オバマ候補の演説に感銘、信頼を寄せています。「彼は、絶望のアメリカに希望をもたらしてくれそう」と言います。

私は、政治のことや政策のこともあまり良く分りませんし、マケインにしろ、オバマにしろ人物批評ができるほど知識がありません。新聞などで時々情報を得る程度です。

しかし、そんな新聞記事の中で、「ははーん」と両候補の違いを納得させられたものがありました。その記事によると「マケインは、常に選挙戦に於ける自分の勝利があらゆる政治的意思決定の大前提であり、その結果、節目節目での表明が場当たり的で、主義主張の一貫性を欠く。一方、オバマは、高所大所から物事を見ており、終始意思表明に一貫性があり、初心を貫き通して来た」と言っています。

その差が明白に表面化したのは、両者の副大統領候補選びだとも言っています。「マケインは、ヒラリー・クリントン支持の女性票と、キリスト教原理主義者の票を得るために、ペイリンを選んだ。専門性からも経験的にもペイリンが疑問だらけにもかかわらず」

「一方、オバマは、自分の弱点である外交問題の専門家、バイデンを選び、その補佐に期待した」という事が言われています。

「ペイリンは票数確保には繋がると見込まれ、それに対して、バイデンは、その専門性は高く評価されるものの、票数のおみやげは全く期待できない」とあります。これを知って、どちらの大統領候補が「選挙戦の勝利よりも、国家の利益を優先させたか」言わずもがなです。

私は、詳しい政策上の違いなど心得ていませんが、新聞が伝えていることが真実であるとしたら、大統領たるもの「主張の一貫性」ほど大切な要素はないのではと思いました。いや、大統領でなくても、人を信頼できるか否かは、そのことに言及されるのではないでしょうか?

ということで、私はオバマを支持したいと思います。
by yoshikos11 | 2008-11-04 04:15
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