謹賀新年

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初春のお祝辞を申し上げます。今年も「グリーフサポートルーム」とGCCを
よろしくお願い致します。 
GCCが光を発し続けられるよう励んでいく所存です

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一年、また一年と、GCCを支えて下さる方々が着実に増えて~萬両の実のように〜いつしかグリーフ・フレンドリーな社会が実現できことを願いつつ歩みたいです。
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# by yoshikos11 | 2017-01-05 13:32 | Comments(6)

クリスマス

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 皆さま、平和なクリスマスをお迎えのことと思います。この日に、もうすぐ迎える新年が皆さまにとって平和で心穏やかな年となりますように切に祈ります。
f0101220_2357883.jpg クリスマスイブの日に私は「自分史活用推進協議会」からのお招きで、グリーフ学について講演をさせていただきました。本会のことはサイトをご参照下さい。http://www.jibun-shi-festival.net/2016sb-top.html 
 
 自分史を書く〜これまで歩んで来た道を振返り、人生と新たに向き合う。忙しい現代人にとって歩みを止めることは容易ではないけれど、より良く生きる為にとても大切なことに思えます。また自分史活用に興味を持っている方々がたいへん多いと聞きました。
 
 一方、自分にとって、かけがえのない人を亡くすことは、自分史というドラマの主要な登場人物を失うことに匹敵し、自分史の流れが途絶えてしまいます。グリーフとは、まさに「自分史断絶の叫び」、ともいえるのです。
 そしてグリーフからの立直りには、過去と未来が断絶したドラマに「架け橋」作りが必要となります。ではどのようにして「架け橋」を作ることができるのでしょうか?続きは次回のブログに書きたいと思います。
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# by yoshikos11 | 2016-12-26 01:18 | Comments(0)

父の命日に思う

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11月27日、父の命日です。そして又銀杏の葉がゴールデンに色づく季節となりました。何年経っても父の闘病中のこと、最後のこと、葬儀のことなど忘れられないものですね。
 あの頃、私は自宅、勤務先のオフィス、父の入院先の病院と、気ぜわしく都心で車を走らせていました。三宅坂を通ると銀杏並木がキラキラと輝いていました。父の命が風前の灯火、そんな思いで見る樹々は、涙でボーと霞んでいましたっけ。(今思えば危ない運転でした!)
 私の両親は長女(私の姉)を二歳で亡くしています。しかし生前父からその話について、赤ん坊だった姉のことについてなど、一切聞いたことがありませんでした。
 幼子を亡くしたせいなのか、父は誰の赤ちゃんであれ、幼いお子さんであれ、異常なほどにかわいがり、愛おしそうにしていました。単に、子ども好きと一言で片付けられないほど。幼い命を亡くしたものだけに、子どもの命の尊さを人一倍、感じていたのかもしれません。
 父は優しい人でした。また面倒見の良い人で、誰かが病気だと言うと親戚であれ、友人であれ、とことん付き合って、病院に付き添い、医師との間に入って話を聴き、自分でも病気のことを調べ、ご家族を励まし、といったように、良くあそこまで人の面倒が見られるものだと、私は感心しました。
 一方で厳しいところもあり、正しいと思ったら例え相手が誰であれ、率直に意見を言うタイプでした。あるとき、伯母(父の姉)が時の総理中曽根康弘氏と懇意で、父も駆出されてテニスのダブルをすることになりました。
 テニスクラブでは総理が来られるというので、挨拶したいという会員が群がり、テニス後のお茶の席には「総理、総理」と大勢が押し掛けたそうです。帰宅した父曰く。「総理としてテニスに来たわけではなく、中曽根さん個人として来たのに、総理呼ばわりはおかしい!私は『中曽根君』と呼んでやったよ」と。お世辞やヨイショの苦手な父らしい一面を表しています。
 今になって、ああもっと父とは話がしたかったと思う昨今です。

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# by yoshikos11 | 2016-11-27 23:58 | Comments(6)

スコットランドIWG (国際死生学・グリーフ学大会) (2)

f0101220_20573166.jpg IWGの特徴は全体が複数のテーマ別に別れて、同じグループが5日間午前と午後、通算11回に亘り討議をするという点です。

 その一部を紹介すると、1)死生学・社会学的視点 2) 文化を越えたグリーフの共通項 3) アートによるグリーフ表現 4) 子どものグリーフ 5) コンパッションについて、6)複雑化したグリーフと永続的絆 7)アートによる認知症患者の癒し 8) 葬儀、埋葬の文化的比較 というように200名が11のグループのどれかに参加するというものです。

 私は、6) の『複雑化したグリーフと永続的絆』のグループを選びました。18名の大きなグループでしたが、全員が臨床家。リーダーはGCCでもおなじみのロバート・ニーメヤー(米国)他にコリン―マレー・パークス(英国)サイモン・ルビン(イスラエル)などこの道の蒼々たる権威が参加しました。

 ニーメヤー先生の扱った「母親を亡くした娘の長引くグリーフ」ベルギーの臨床家が扱った「息子を亡くした母親のグリーフ」、いずれもビデオ収録したものを全員で鑑賞、随所で映像をストップさせ皆が意見や質問を交換し、事例理解を深めました。またプロセス中心のセラピーに注目し、介入のコツ・秘訣など貴重な学びをしました。(なんとも贅沢な学びの機会を得ました!)

 このグループは、誰かが一方的に教えるというのではなく、皆が皆から学び合うというもの。英語で理解し発言するのは大変でしたが、メンバーの思いやり溢れる雰囲気に励まされ、いつしか私も発言するように、、

 その他に毎日2〜3名のゲストスピーカーを召還しての講演会があり、そこでは総勢200名が一同に会します。今回、スコットランドのグリーフ教育とサポート体制について、興味深く聴きました。

 ワーク、ワークで脳内疲労を起こしそうでしたが、もちろん、リクリエーションのプログラムも用意されていました!早朝のケルトの瞑想や、午後のツアーではアンディ・マレーの所有するホテル(古い貴族の館を改装)でハイティー、夜にはスターリング城でスチュアート王朝の文化の香りを満喫しんがらのレセプションなど。

 最後に、本大会3日目の早朝、アメリカ大統領選挙の結果を知ることになりましたが、IWG最大多数派の米国人たち全員が、ヒラリーの落選に衝撃を受け、落胆し、男女を問わず涙を露にし、文字通りグリーフすることになりました。他の国の人たちは、米国人を慰め、励ますのに大わらわでした。
 グループのミーティングでも、その日の午前中は、大統領選挙の結果について意見を交わし合い、本来の議題は棚上げとなりました。
 その意味でも忘れられないIWG大会となったと思います。

写真は、上段、1) 『複雑化したグリーフ』の仲間たち、2) グループ集合写真、中段、3) スチュアート王朝のシンボル・ユニコーン(キリスト)の壁画、下段、4) スコティシュ・ハイティの定番、スコーンとクロッテド・バター、5) アンディ・マレーのホテル内・チャペルのステンドグラス、6) サイモン・ルビンとルツ・マルキンソン(イスラエル)と再会。

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# by yoshikos11 | 2016-11-15 22:29 | Comments(8)

スコットランドIWG (国際死生学・グリーフ学大会) (1)

f0101220_19154930.jpg 11月6日より5日間に亘りスコットランドで開催されたIWG大会(国際死生学/グリーフ学会)へ参加しました。正式名称は『CELTIC IWG 2016 』(ケルト大会)といいます。
 日本を出発する前一月間、GCCにて「カウンセリング技法講座」「講師訓練講座」「強化セミナー」と次々に講師を務め、日々追われていたため 気付けば11月に突入。3日文化の日に、慌ただしく旅支度をして、イギリス経由スコットランドへ旅立ちました。
 以前、カナダ・ビクトリアIWG(2013)についてブログに書きましたが、IWGは18ヶ月に一度集まり、5大陸を順に廻ります。これまで私は、南米ブラジル、北米プロビンスタウン、欧州ドイツのケルン、豪州メルボルン、カナダ・ビクトリア大会に参加し、今回で6回目です。
 本大会会場は、スコットランドのダンブレーンという小さな街(プロテニス・プレーヤーのアンディ・マレーの出身地として有名)エディンバラ空港、グラスゴー空港を結ぶ三角形を画いたその頂点に位置し、アクセスは空港からバス・電車を乗りついで2時間、かなり大変です。私は先ず英国マンチェスター在住の家族を訪れ、そこから電車で5時間半かけてダンブレーンに到着しました。
 この小さな田舎町?へ世界中から200名が集まりました。(その内、地元スコットランド、イングランド、ウェールズ、アイルランドが3割を占める?)自然に囲まれた丘の上に佇むヒルトン・ダンブレーンへ全員宿泊、主催者は巨大な団体客を迎えて大わらわ、しかし随所に感じられるケルトのホスピタリティで温かく迎えてもらいました。

 写真は左上から 1) マンチェスターで再会した娘の愛犬たち、2)マンチェスター〜スコットランドの車中で見た虹、3) ヒルトン・ダンブレーン到着の夕方丘から眺めた夕日、4)ダンブレーン近郊にあるスターリング城で地元の参加者と、5) 会場、ヒルトン・ダンブレーン、6) ダンブレーンのカテドラル

 CELTIC IWG 2016 (2)へ続く。
 
 
 
 
# by yoshikos11 | 2016-11-15 20:51 | Comments(2)

母の命日

f0101220_23231896.jpg8月23日は母の6年目の命日でした。週の初め(21日)には、イグナチオ教会のミサで「逝去者のための祈り」の中に母の名前を加えていただき、司祭と会衆の皆さんに祈っていただきました。
 折しも今年はカナダから、私が留学中に大変お世話になった死生学の先生(Prof.John Heng)と知り合いの医師(Dr.Bill Sullivan)が21日に来日し、偶然にもイグナチオ教会へ行きたいと言われたので、ご案内することになりました。全く思いがけず、彼らも一緒に母のことを覚えて、追悼して下さることになりました。(母にとっても遠来の客は、サプライズだったでしょう!)
 初来日のJohn &Bill、東京ではたった24時間の滞在、予めアレンジしようとしても、こううまくは行かない〜確かに彼らは熱心なキリスト信者なので旅の先々で教会を訪れる〜それにしても、何だかあの世で母が我々を引き合わせていたのかと、不思議な気持でした。
 そのうえ翌日彼らは日本での唯一の観光先、長崎へ巡礼の旅に向かうことになっていましたが、その長崎は母が生まれて20歳まで暮らした土地なのです。(母の父は、かつて三菱重工長崎造船所の所長を務めた造船技師、母は転勤族として長崎が第2の故郷に、、)
 命日に長崎へ、いよいよもって母が、私の敬愛するカナダのゲストを導いているような気がして来て、ゾクッと!その話を聞いてジョンが「一緒に長崎へ行かない?」と誘ってくれましたが、お話だけで今回は充分。ことのほか忘れられない命日となりました。

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# by yoshikos11 | 2016-08-25 00:28 | Comments(4)

暑中お見舞い申し上げます!

f0101220_11423052.jpg GCCでは7月初旬に第7期トレーニングコースの資格試験を終了し、今回は9名の方々が見事に合格。新しいグリーフ・カウンセラーが誕生しました!喜びと共にお知らせします。
 その後私は、一足早い夏休みをいただき、現在、娘一家が住むサンフランシスコに来ております。毎日好天続き(晴れの日が当然のよう)日中は日射しが強く暑いと感じることもありますが。日陰に入れば涼しく、いつもしのぎやすい、恵まれた土地柄です。家ではエアコンを必要としていません。
 おかげさまで、鋭気を養っています。
 GCCは8月9日より17日まで夏休みで、休業します。しかしグリーフには「休み」はありませんので、休暇開け早々にはカウンセリングのクライエントの方々が待っていて下さいます。

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# by yoshikos11 | 2016-08-05 13:10 | Comments(2)

GCC グループ・カウンセリング

f0101220_14264887.jpg愛する人を亡くしてグリーフに打ちひしがれているとき、外の風は冷たく、人の言葉は往々にして心に突き刺さる〜皆、悪気はないのだろうけれど。そんな風に思う時、同様の経験をしたものたちが「集まる」場所(シェルター)として、「グループ・カウンセリング」をお勧めしたいと思います。
 キャンドルの灯火を囲んで、つらい気持を語り合い、支え合う場所です。

 GCCでは、久しぶりに「配偶者を亡くした方」を対象に、グループ・カウンセリングを開催します。サポート・グループ(SG)なのですが、好きなときに参加するというオープンSGとは異なり、参加者は予め登録して互いに支え合うことをお約束するというものです。
 自分自身、つらい気持をグループの皆に支えてもらい、一方で他のメンバーを支える立場にもなります。そこにいて、じっと話しを聴いて上げるだけで、あなたは大いなる支え手なのです。
 私たちは「支え手」になることで、自分を支えることになるという不思議な経験をします。「こんなに弱ってダメな私が、他者を支えることができた!」そう思ったとき、自信を回復します。
 外の風は冷たい、でもGCCのグループは、悲しみと不安で揺れ動く私をそのまま受け入れてくれる、いつしか互いに魂の友だち(soul mate)になり、「ああ、つらいのは私だけではない、皆も一生懸命に立ち直ろうとしている」そう思えるだけで勇気を与えられます。
 また一回ごとに再起再生に向けてのテーマがあり、訓練を受けたGCCのファシリテーターのリードのもとに、参加者全員が公平に「語る」機会を与えられます。
 既に実績のあるGCCのグループ・カウンセリングにぜひご参加を!

 詳しくはGCCのサイト・トップページからご覧下さい。
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# by yoshikos11 | 2016-07-04 15:07 | Comments(4)

GCC7期トレーニングコース・講義&演習修了

f0101220_16402750.jpg GCC第7期トレーニング・コース全10回のうち、講義と演習(9回)は6月25日(土)に修了し、7月の資格審査を待つばかりとなりました。受講生は熱気溢れる集中講座よく頑張って下さいました。資格取得まであと一息です!
新しいグリーフ・カウンセラー誕生を心待ちにしています。(左、第7回、フォーカシング手法の大家、日笠摩子先生をお招きして)

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第9回は、私の担当、私が最も尊敬するロバート・ニーメヤー先生の「構成主義セラピー論」を解きました。こういうと難しく聞こえますが、『死別喪失に意味を見出す」ことを、カウンセリング(セラピー)の主要な目標として、再起再生を手助けします。(写真上、今期トレーニング・コース最後の講義、熱心な受講生を前にして思わず力の入る私、講座風景より)

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# by yoshikos11 | 2016-06-29 17:09 | Comments(0)

第7回国際自殺予防学会(IASP)つづき

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本国際学会の最終日は「第40回日本自殺予防学会」との併設となりました。日本の学会が初めて国際会議を開いた記念すべきイベントでもあったわけです。(写真左、歓迎パーティで挨拶する事務局長、張賢徳先生と、左は日本における自殺予防のパイオニア、斉藤友紀雄先生 青少年健康センター会長)

(写真下、オーストラリアの医師と交流〜パーティには舛添都知事も来賓として挨拶しました)f0101220_11522499.jpg

先に記述した「救急医療における自殺未遂者企図防止」プログラム(ACTION J)に関する河西先生(当時、横浜市立病院)たちの努力の成果があって、現在そのプログラムを導入している病院が全国で10件になり、つい最近参加病院には国の助成金も出るようになったとのこと。詳しくは次のサイトを:
https://www.igaku-shoin.co.jp/paperDetail.do?id=PA03144_03

自殺未遂(自殺を企てたが何らかの理由で失敗、あるいは誰かが早期に発見して救急搬送したなどのケース)の当事者はハイリスクと言われ、急性期の手当だけで帰宅させることには多いに不安が残ります。事後の医療的、心理社会的フォローは再企図防止に必須と考えられていました。この10年でそこへの介入が推進され、日本の自殺予防対策に大きな前進があったことを知って勇気づけられました。

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# by yoshikos11 | 2016-05-23 13:44 | Comments(6)