第7回国際自殺予防学会(IASP)

f0101220_017714.jpg5月18日〜21日にかけて東京で「国際自殺予防学会」(International Association of Suicide Prevention)が開催され、世界各国から150名の参加者を迎えたいへん盛況でした。自殺予防に携わる支援者たちの情熱を世界レベルで感じました(写真左、インドと韓国の研究者と)
f0101220_0181938.jpg 充実したプログラム、4日間午前8:30〜午後6:00まで、4箇所のホールで次々と講演,ワークショップ、シンポジュームがあり、『さて次はどちらへ行こうか?』とプログラムとにらめっこで迷うほど。(写真右、左から二人目大会長の河西千秋先生を囲んで。河西先生は救急医療における「自殺未遂者の再企図防止」プログラム推進の先駆者で、興味深い講演をされました〜詳細は後日報告します)
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# by yoshikos11 | 2016-05-23 00:52 | Comments(0)

GCC7期トレーニングコースより

f0101220_2383695.jpg4月16日にスタートしたGCC第7回トレーニング・コース、毎週土曜日6時間のワークショップを重ねて5回まで完了しました。毎週内容の濃い授業、受講生は気が抜けませんが熱心についてきて下さっています。今、外せないテーマ「災害サバイバーのグリーフ」、GCCの標榜する「構成主義セラピーの理論と実践」は筆者鈴木剛子が担当、その一回はロバート・ニーメヤー先生のセラピー実演DVDを鑑賞してその奥義を学びました。あまりにも感動的なニーメヤー先生のセラピーに涙する受講生もいました。


f0101220_2392392.jpgそして昨日はナラティブ・セラピーの演習を中心に生田かおる先生にご指導いただきました。生田先生とGCCのご縁は既に7年目を迎え、私たちにとってかけがえのない講師です!生田先生一日ありがとうございました。また来週も楽しみにしています!

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# by yoshikos11 | 2016-05-16 00:08 | Comments(4)

熊本から仲間を迎えて

f0101220_21422132.jpg5月5日は新緑眩しい快晴に恵まれました。熊本からGCCの仲間、Oさんが上京しました。数名が集まって「励ます会」を持ちました。彼の住む市内のマンションは無事、しかし本棚が全部倒れてバラバラに。同じマンションの住人の大半が不安を感じて避難中とのこと。Oさんも近くの小学校へ避難を試みたが満員で自宅へ逆戻りしたそうです。『夕べは都心のホテルで久々に揺れを気にせず熟睡しました』と語るOさんです。
 
f0101220_21431573.jpg写真右、都内の画廊で個展を見学するOさん。(個展の主催者は若くしてパートナーを事故で亡くした男性、パートナーへの追悼イベントがありました)
Oさん、つかのまの東京、ほんの小休止でしたが、長引く地震のストレスが少しは軽減されたでしょうか? ああ、『熊本の皆さんに地震からの小休止を!」と願わずにはいられません。

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# by yoshikos11 | 2016-05-06 22:50 | Comments(7)

熊本のために祈る人々

f0101220_074296.jpg日がたつに連れ、熊本地震で思いがけず身近な人が被害を受けていることを知るに至りました。大学の同級生Nさん、自宅が大破。芯柱がひん曲がり、風呂場が壊れ、引き戸や窓が破損、「幸い屋根は残ったので住んでいる」という。大丈夫なのだろうかと心配になります。
今日は友人のピアニストKさんとお弟子さんたち10数人〜いずれもプロの音楽家〜の主催するコンサートへ行きましたが、演奏者の一人は熊本出身、ご実家が破損し、両親は避難所暮らしとのこと。それでもプロ意識に徹してコンサートに馳せ参じたそうです。後ろ髪を引かれる思いでしょう。(写真左、熊本市内の風景 2015年11月撮影)
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ソリストたちは「被災地の方々のために心をこめて歌います」と、歌に祈りを託していました。「私には何も出来ないことが心苦しい」と前置きをして。この気持は今、皆に共通した思いなのですね。
 ゴールデン・ウィーク、熊本在住のGCCの卒業生Kさんが上京するので、何人かで彼を『励ます会』を開きます。Kさん、例えGWの数日間でも「揺れ」から解放されて緊張を解いてもらいたいです。右の写真は、熊本市中心街にある古い教会、2015年11月に訪ねましたが、大丈夫だろうか?
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# by yoshikos11 | 2016-05-02 01:10 | Comments(2)

あの熊本城が、、

f0101220_11335894.jpg3.11 大震災5年の節目ということで、このところ私はもっぱらその関連のことをブログに書いてきました。またGCCでは先週末、3.11大震災5年記念講演会を開催、また今週末は私自身が災害サバイバーのグリーフケアについて、陸前高田でのカウンセリング支援をもとに、講義をする予定です。私の心は3.11に傾倒中のところ、そこへ熊本地震が勃発しました。余震が続き、未だ予断を許せない状況です。
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しかし、人の心は〜少なくとも私の小さな心は〜一度に2件のオオゴトに集中できず、熊本の知り合いの安否を確認するだけで、まだ気持を新たな災害の方へ充分に集中できず、葛藤しています。何かを語る資格はありません。ただ一週間以上も頻繁に揺れが襲い、いつ終息するとも分からない、緊張状態が延々と続き、現地の方々は神経がすり減ってしまうのではないかと、心配が募ります。『とにかく、今日か明日には揺れが治まって欲しい』と訴えていた益城町の男性、私もそうなるように切に祈ります。

 写真は、昨年11月に学会で訪れた際、見学した熊本城。あの時5ヶ月後にこのお城が、石垣が崩れてしまうと誰が想像したでしょうか!

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# by yoshikos11 | 2016-04-22 12:28 | Comments(5)

千年後まで語りつぎたい吉浜の教え

f0101220_1772280.jpg 木川田先生講演会@GCC
 
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 4月16日(日)先のブログで紹介した木川田典彌先生をGCCへお迎えし、「3.11津波と災害について」ご講演いただきました。先生は三陸「吉浜」のご出身、吉浜では、明治三陸大津波で多くの人命を喪失した結果、先祖代々「低地には家を建てるな」という教えが伝えられ、今に至る迄その教えが固守されてきました。
 その結果、3.11津波の襲来による被害は極めて少なかった(死者1名、家屋損壊4件)、三陸地方の他の街で数千人の命が奪われた中で、吉浜のミラクルとさえ言われています「子どもの頃、海へ出るたびに祖父から『地震が来たら山へ登れ』と必ず注意されました」と語る先生。
 その家訓が染み付いた結果、大船渡や陸前高田で医療施設を建てるときに、必ず高台の土地を選んだとのこと。今回関連施設の患者と職員(900名)全員助かったのです。
 「千年後まで語り継ぎたい吉浜の教え」という先生の信念と情熱が、2時間のお話と通して、我々にひしひしと伝わってきました。

 折しも、14日と16日、熊本地方を二度にわたる大地震が襲い、多大な被害が発生し、未だに余震が続き、気を許せないこのタイミングで、GCCの一同は、木川田先生から自然災害と向き合う姿勢について、多くのことを学ばせていただいたのでした。偶然とはいえ、運命的なシンクロニシティを感じています。
 木川田先生の「災害派遣介護チーム(DCAT)」は既に熊本へ向かって出発したとのことです。  最後に、熊本地震で命を落とした方々へ哀悼の意を表させていただきます。遺された方々、被災した方々の苦しみに思いをはせ、できる限りの救援の手が差し伸べられるように切に祈ります。

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# by yoshikos11 | 2016-04-18 18:41 | Comments(7)

GCC3.11大震災記念講演・講師木川田典彌氏

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(2011年7月陸前高田にて・撮影木川田典彌氏)
今週土曜日4月16日、GCCにて3.11大震災記念講演会を実施します。詳細は次のURLを参照して下さい。http://gcctokyo.com/event- 講師は陸前高田の医師、木川田典彌氏。地元で高齢者医療施設を複数経営されています。GCCのカウンセラー有志一同は、木川田先生とのご縁で3.11震災後、傘下の医療施設『松原苑』にて災害サバイバーの方々対象に、グリーフ・カウンセリングを実施させていただきました。私は、木川田先生から強い感銘を受けました。
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(初めてカメラを向けた全壊の姿)
 木川田先生は、一言で『岩手にこの人あり』と強調したい先見の明の持ち主です。私は震災後4ヶ月目、先生の運転で案内され、陸前高田市全壊の有様を初めて目にしました。膨大な瓦礫の山又山、残存物が発する異様な毒ガス、躯体だけ残した化け物のような建造物、正直、荒涼とした戦場ヶ原を見るようで鳥肌が立ちました。
 そんなドライブ中に木川田先生が語られたのは、「地元出身の私は、祖父や父から、家は決して海岸近くに建てるな、高台に建てろ、と耳ダコのように聞かされて育ったので、私の医療施設(20箇所)は全て高台に建てました。今回、全施設は津波の襲撃を免れ、職員も入院患者も誰一人、命を落とさずにすみました」と。淡々とした語り口、自慢など微塵も感じられず、むしろ先祖の教えを守らなかった大多数の悲劇的結末に対する先生の無念さを感じました。
 一般に、3.11津波災害は『想定外』で避けられなかったと言われる中、木川田先生にとっては、『想定内』であり、明治・昭和と再三津波に襲われた岩手沿岸部、そこに伝わる先祖の教訓を守り抜いた結果、数百人の命を守った、救ったことになります。
 陸前高田では1,700余の死者(行方不明者)が発生したという悲劇の裏に、数百名の命が救われたという事実を知って、一人の人の叡智と先見の明の尊さに触れ、凍えそうな私の心に光明が指す思いでした。ぜひ多くの方々に、木川田先生の講演を聞いていただき、岩手魂(大和魂)に触れて欲しいと願っています。
# by yoshikos11 | 2016-04-10 14:32 | Comments(2)

GCC入門講座40回を終えて

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桜の花も満開の昨日4月2日には、GCC入門講座40回を無事に実施することができました。2ヶ月に一回の講座(4時間)良くここまで続けられたと感無量です。もちろん参加して下さった方々に支えられてやれたことです!参加者(数百人でしょうか?)全員に謝意を捧げます。
入門講座はたった5分の休憩を挿んで、私がほぼ4時間、講義し続けるわけですが、いつも皆さん飽きずに熱心に聞いて下さり、『4時間があっと言う間に過ぎました』と言って下さいます。
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この4時間に、私が過去20年近くかけて学んで来た「喪失・グリーフ学」のエッセンスを出来る限り盛り込むようにしています。『グリーフって奥が深いのですね』とコメントして下さった方がありましたが、そうなんです、このテーマはほぼ人生丸ごと扱い、考えることになるのですね。

体力・気力が続く限り、また付いて来て下さる方がある限り、講義し続けて行きたいと思っていますので、今後ともGCC入門講座をどうぞよろしくお願いします。

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# by yoshikos11 | 2016-04-03 21:38 | Comments(4)

春・復活祭

f0101220_04429.jpg27日(日曜日)教会の暦では復活祭(イースター)降誕際と並ぶ盛大な祝日です。この日に先立つ聖週間はほぼ毎日何か儀式があり、信徒らはキリストの十字架上の死に思いを馳せ、黙想と悔い改めをします。そして迎える復活の主日は救いの喜びに満ちあふれます。四ッ谷イグナチオ教会には通常ミサの2倍の人々が集まり,立ち見の人も多数。
私は聖週間中風邪で発熱。GCCの講座だけは何とか務めたものの、ほとんど家で休養していました。そして迎えた復活祭。ようやく熱も下がり、私も復活しました。折しも土手の桜も開花宣言、春よ、ハレルヤ!
日本は平和でのどかすが、遥か遠くのパキスタンでは、公園で復活祭を祝う人たちが爆破テロの犠牲になったとニュースで聞きました。なぜ何の罪もない市民が、しかも喜びの祝の日に、殺されなければいけないのかと、悲しみが込上げます。f0101220_045448.jpg

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# by yoshikos11 | 2016-03-29 01:33 | Comments(3)

もう春ですよ

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昨日撮影した桜のつぼみ。開花寸前、エネルギーに満ちあふれているようです。眺めているだけで元気がもらえそう。
ところが、私は、この時期に風邪を引いてしまいました。長い冬が終わりに近づき、緊張が緩んだせいかもしれません。大事をとって、今日はこの辺で。

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# by yoshikos11 | 2016-03-21 00:57 | Comments(2)