![]() 折しも今年はカナダから、私が留学中に大変お世話になった死生学の先生(Prof.John Heng)と知り合いの医師(Dr.Bill Sullivan)が21日に来日し、偶然にもイグナチオ教会へ行きたいと言われたので、ご案内することになりました。全く思いがけず、彼らも一緒に母のことを覚えて、追悼して下さることになりました。(母にとっても遠来の客は、サプライズだったでしょう!) 初来日のJohn &Bill、東京ではたった24時間の滞在、予めアレンジしようとしても、こううまくは行かない〜確かに彼らは熱心なキリスト信者なので旅の先々で教会を訪れる〜それにしても、何だかあの世で母が我々を引き合わせていたのかと、不思議な気持でした。 そのうえ翌日彼らは日本での唯一の観光先、長崎へ巡礼の旅に向かうことになっていましたが、その長崎は母が生まれて20歳まで暮らした土地なのです。(母の父は、かつて三菱重工長崎造船所の所長を務めた造船技師、母は転勤族として長崎が第2の故郷に、、) 命日に長崎へ、いよいよもって母が、私の敬愛するカナダのゲストを導いているような気がして来て、ゾクッと!その話を聞いてジョンが「一緒に長崎へ行かない?」と誘ってくれましたが、お話だけで今回は充分。ことのほか忘れられない命日となりました。 私のサイトもよろしく:http://www.gcctokyo.com #
by yoshikos11
| 2016-08-25 00:28
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![]() その後私は、一足早い夏休みをいただき、現在、娘一家が住むサンフランシスコに来ております。毎日好天続き(晴れの日が当然のよう)日中は日射しが強く暑いと感じることもありますが。日陰に入れば涼しく、いつもしのぎやすい、恵まれた土地柄です。家ではエアコンを必要としていません。 おかげさまで、鋭気を養っています。 GCCは8月9日より17日まで夏休みで、休業します。しかしグリーフには「休み」はありませんので、休暇開け早々にはカウンセリングのクライエントの方々が待っていて下さいます。 私のサイトもよろしく:http://www.gcctokyo.com #
by yoshikos11
| 2016-08-05 13:10
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![]() キャンドルの灯火を囲んで、つらい気持を語り合い、支え合う場所です。 GCCでは、久しぶりに「配偶者を亡くした方」を対象に、グループ・カウンセリングを開催します。サポート・グループ(SG)なのですが、好きなときに参加するというオープンSGとは異なり、参加者は予め登録して互いに支え合うことをお約束するというものです。 自分自身、つらい気持をグループの皆に支えてもらい、一方で他のメンバーを支える立場にもなります。そこにいて、じっと話しを聴いて上げるだけで、あなたは大いなる支え手なのです。 私たちは「支え手」になることで、自分を支えることになるという不思議な経験をします。「こんなに弱ってダメな私が、他者を支えることができた!」そう思ったとき、自信を回復します。 外の風は冷たい、でもGCCのグループは、悲しみと不安で揺れ動く私をそのまま受け入れてくれる、いつしか互いに魂の友だち(soul mate)になり、「ああ、つらいのは私だけではない、皆も一生懸命に立ち直ろうとしている」そう思えるだけで勇気を与えられます。 また一回ごとに再起再生に向けてのテーマがあり、訓練を受けたGCCのファシリテーターのリードのもとに、参加者全員が公平に「語る」機会を与えられます。 既に実績のあるGCCのグループ・カウンセリングにぜひご参加を! 詳しくはGCCのサイト・トップページからご覧下さい。 http://www.gcctokyo.com #
by yoshikos11
| 2016-07-04 15:07
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![]() 新しいグリーフ・カウンセラー誕生を心待ちにしています。(左、第7回、フォーカシング手法の大家、日笠摩子先生をお招きして) ![]() 私のサイトもよろしく:http://www.gcctokyo.com #
by yoshikos11
| 2016-06-29 17:09
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![]() 本国際学会の最終日は「第40回日本自殺予防学会」との併設となりました。日本の学会が初めて国際会議を開いた記念すべきイベントでもあったわけです。(写真左、歓迎パーティで挨拶する事務局長、張賢徳先生と、左は日本における自殺予防のパイオニア、斉藤友紀雄先生 青少年健康センター会長) (写真下、オーストラリアの医師と交流〜パーティには舛添都知事も来賓として挨拶しました) ![]() 先に記述した「救急医療における自殺未遂者企図防止」プログラム(ACTION J)に関する河西先生(当時、横浜市立病院)たちの努力の成果があって、現在そのプログラムを導入している病院が全国で10件になり、つい最近参加病院には国の助成金も出るようになったとのこと。詳しくは次のサイトを: https://www.igaku-shoin.co.jp/paperDetail.do?id=PA03144_03 自殺未遂(自殺を企てたが何らかの理由で失敗、あるいは誰かが早期に発見して救急搬送したなどのケース)の当事者はハイリスクと言われ、急性期の手当だけで帰宅させることには多いに不安が残ります。事後の医療的、心理社会的フォローは再企図防止に必須と考えられていました。この10年でそこへの介入が推進され、日本の自殺予防対策に大きな前進があったことを知って勇気づけられました。 私のサイトもよろしく:http://www.gcctokyo.com #
by yoshikos11
| 2016-05-23 13:44
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![]() ![]() 私のサイトもよろしく:http://www.gcctokyo.com #
by yoshikos11
| 2016-05-23 00:52
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![]() ![]() 私のサイトもよろしく:http://www.gcctokyo.com #
by yoshikos11
| 2016-05-16 00:08
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![]() ![]() Oさん、つかのまの東京、ほんの小休止でしたが、長引く地震のストレスが少しは軽減されたでしょうか? ああ、『熊本の皆さんに地震からの小休止を!」と願わずにはいられません。 私のサイトもよろしく:http://www.gcctokyo.com #
by yoshikos11
| 2016-05-06 22:50
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![]() 今日は友人のピアニストKさんとお弟子さんたち10数人〜いずれもプロの音楽家〜の主催するコンサートへ行きましたが、演奏者の一人は熊本出身、ご実家が破損し、両親は避難所暮らしとのこと。それでもプロ意識に徹してコンサートに馳せ参じたそうです。後ろ髪を引かれる思いでしょう。(写真左、熊本市内の風景 2015年11月撮影) ![]() ソリストたちは「被災地の方々のために心をこめて歌います」と、歌に祈りを託していました。「私には何も出来ないことが心苦しい」と前置きをして。この気持は今、皆に共通した思いなのですね。 ゴールデン・ウィーク、熊本在住のGCCの卒業生Kさんが上京するので、何人かで彼を『励ます会』を開きます。Kさん、例えGWの数日間でも「揺れ」から解放されて緊張を解いてもらいたいです。右の写真は、熊本市中心街にある古い教会、2015年11月に訪ねましたが、大丈夫だろうか? 私のサイトもよろしく:http://gcctokyo.com #
by yoshikos11
| 2016-05-02 01:10
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![]() ![]() しかし、人の心は〜少なくとも私の小さな心は〜一度に2件のオオゴトに集中できず、熊本の知り合いの安否を確認するだけで、まだ気持を新たな災害の方へ充分に集中できず、葛藤しています。何かを語る資格はありません。ただ一週間以上も頻繁に揺れが襲い、いつ終息するとも分からない、緊張状態が延々と続き、現地の方々は神経がすり減ってしまうのではないかと、心配が募ります。『とにかく、今日か明日には揺れが治まって欲しい』と訴えていた益城町の男性、私もそうなるように切に祈ります。 写真は、昨年11月に学会で訪れた際、見学した熊本城。あの時5ヶ月後にこのお城が、石垣が崩れてしまうと誰が想像したでしょうか! 私のブログもよろしく:http://www/gcctokyo.com #
by yoshikos11
| 2016-04-22 12:28
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